ソリューションのご紹介
VSAC+パスバイ・システム及び関連製品
- HBK × Sonora 音響計測ソリューション
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パスバイノイズ(車外騒音)とは、車両走行時の騒音などのことを指します。当社では屋内外における様々なパスバイノイズ計測方法を提案します。
屋内車両通過騒音(インドアパスバイ)計測システム
パスバイ試験を屋内(VSAC: 車両用半無響室)において実施可能
※ VSAC=Vehicle Semi-Anechoic Chambers
2019年以降、インドアパスバイは認証試験(R51.03 Am4)と生産の適合性が承認されています。 車外騒音を測定するには、屋内の広い半無響室に設置されたシャシダイナモメーターを使用する方がはるかに簡単です。 制御された環境により風雨から守られ、再現性が高く、1年中、24時間いつでも測定が可能になります。
車外騒音測定と同様にダイナモ上に固定した車両を運転し、車両の両側にマイクロホンアレイを配置し、放出された音を測定することによってシミュレーションを行います。 マイクの信号は車速とともに処理され、ドップラー補正を含めた、屋外の結果と直接比較できる結果が得られます。 この規格では、ISO試験路での屋外測定データを用いて、タイヤ騒音を補正する方法を提供しています。
パスバイSPC(伝達経路解析)
パスバイ SPC は、タイヤ、エンジン/モーター、排気などの騒音源がパスバイノイズ全体に及ぼす影響を調査
伝達経路解析(Source Path Contribution, SPC)は、疑わしい音源または振動源からの寄与を、任意の受信位置への様々な音響や振動の経路を介して評価するための技術です。支配的なソースに焦点を当てることで、最も影響の大きい場所にエンジニアリングの工数を集中させることができます。SPC法は、音源と経路が音響と振動の両方である車室内騒音解析によく使用されますが、BK ConnectパスバイSPCは、インドアパスバイセットアップからの測定値を使用した音響解析専用として特別に設計されています。
体積速度音源測定
体積速度音源測定ソフト(BK Connectの一部)は、音響伝達関数の測定のために設計されています。
体積速度音源(VVS)は、通常、音源寄与解析に関連する音響伝達関数(ATF)を測定します。HBKの体積速度音源は、特殊なデュアルマイクロホンプローブを使用して、正確な体積速度をリアルタイムで直接測定します。 体積速度音源測定ソフトは、 VVSと連動するように設計されており、正確な計測結果を得るために、測定をガイドする事前に読み込まれたテストプランに基づいて、高精度のATF測定を迅速かつ効率的に行うことができます。
屋外車両通過騒音(パスバイ)計測システム
ISO規格の要件に準拠する屋外でのパスバイ騒音試験が可能
対応規格
- ISO 362:1998、ISO 362-1:2012の規格要件に準拠したM型(軽量自動車)およびN型(トラック)カテゴリ車両の道路運送車両の加速通過騒音試験、ISO 362-2:2012の規格に準拠したL型カテゴリ車(二輪車)の道路運送車両の加速通過騒音試験
- ISO 3325(タイヤ)およびISO 5130(排気騒音)の規格要件に準拠する車外騒音
- UN / ECE R51.03(MおよびNカテゴリの車両の騒音放出)、UN / ECE R41.04(Lカテゴリーの騒音(オートバイ)およびUN / ECE R117(タイヤの騒音))などのISO試験手順に準拠した規制への適合
車両の騒音試験:応用
R165 後退警報音測定規制の対応
近接排気騒音、警音器の騒音試験
VSAC+サウンドレベルメータ2245
2245型モバイルアプリケーションによるワイヤレスコントロール
サウンドレベルメータ2245型により特定受音点から離れた位置において遠隔操作を行うことが出来ます。半無響室内のマイクロホンから室外にケーブルで接続することなく、Wi-Fiによりワイヤレスでコントロールすることにより、人動作音による室内の環境暗騒音の影響がありません。